和田さんご本人の講演を聞く機会があったので、本も読んでみました。
ちなみに生身の和田さんは、その場に現れただけで、パッと場が華やぐような
明るさと優しげな雰囲気を持つ方で、話し方にはメリハリがあり、
聞く人の心をぐっと惹き付けるものをお持ちでした。
本を読んで、特に印象に残ったのは3つ。
1.そこにある空気が人の気持ちに影響するということ
話しやすい印象を与えるか、なんだか苦手と思われるか、
その人が発している空気そのものが、話す前からなんらかの
影響を与えている、ということです。
2.複雑思考より単純思考で
「これ、おいしいね」と言われた時に、言った相手は
「うん、おいしいね」という同意を求めているだけだったのに、
「これは何が入ってるんだろう? どこ産なのかなぁ?・・・・」と
そのことについての反応はせずに、自分勝手に話してしまう。。
気の利いた言葉よりも、素直に感じたままを表現することも
大切な要素だということ。
3.声で損していませんか?
消え入りそうな小さな声・・
キンキンした高すぎる声・・
もごもごしてこもった声・・ 等々、もしかしたら声で損を
していることもあるかもしれないということ。
加えて、語尾を伸ばす話し方や、早口すぎる話し方で人を不快に
させていないか。。。
全編を通してなるほど、と思うことは多かったのですが、
以上の3つについては特に、自分はどうなんだろう、ということを
考えさせてくれました。
聞く人のことを考えて話す、というのが和田さんの基本の姿勢ですが、
この本もまさに、読む人(聞く人)のことを考えて、書いてくれた
(話してくれた)という感じが伝わってくる本でした。